根管治療｜立川・砂川七番駅で歯科をお探しの方はUehara Dental Clinic(ウエハラデンタルクリニック)

虫歯が歯の神経まで進行した場合や、神経部分が病気になってしまった場合には、歯の神経、つまり根っこの治療(根管治療)が必要になります。

神経まで達した重度な虫歯の場合、歯を残せる確率は低いです。しかし、根管治療を行って歯の神経を除去し、神経が通っていた管(根管)を清掃すれば、大切な歯を残せる可能性が出てきます。重度の虫歯でお悩みの方は、ご相談ください。

一般的に「神経の治療」は保険治療の給付対象です。
保険給付の治療範囲でも十分対応できると思われがちですが、実は根管(神経の管)は複雑で一度細菌に感染してしまうと完全に除菌できる事が困難となり難治性(なかなか治らない)状態に陥りやすいのです。

また、保険給付の治療範囲は世界標準の治療に必要な器具機材、薬剤等を認めておらず、治療を行える範囲が限られてしまうのが現実です。

根管の複雑性
根管の拡大形成の限界
薬液に対する抵抗性の高い細菌
根管外の感染
のう胞、微小破折など

上記のような要件が複雑に絡み合って根の治療が難しく専門性の高い治療となってしまうのです。

根管治療では例え専門医でも成功率が下がってしまうのが現実です。なるべく早い段階、神経の治療にならないうちに手を打つ、理想を言えばきちんと予防し虫歯を作らないことが重要だ、ということを知って頂きたいと思います。

根管治療が必要になり「根の治療をしましょう」そういう段階になったら選択は次のものがあります。

1.何もしない

時間も費用もかかりません。ですが、歯は自然に治りません。放っておくと痛みや腫れが増し、いずれ顎の骨の病気に移行します。

2.抜歯

抜歯すれば再発はありませんが欠損補綴(歯を入れる)が必要になってきます。抜いたまま放っておくと周囲の歯は動き、かみ合わせ全体に影響が出ます。

3.保険治療

保険適応であれば費用の負担は少ないです。しかし保険適応の範囲内では使用できる道具や材料、手法に限界があるため悪くなったり歯の治療を繰り返したり、半年、1年と根の消毒を繰り返したり数年後また同じトラブルに悩むのもまた現実です。

4.マイクロエンド　～専門医による根管治療～

マイクロエンドとはマイクロスコープを使用しながら最新の歯科医学の理論に基づいた術式で現在の最良の器具と材料を使用して行う治療のことです。裸眼にて行う勘と経験による手探りな治療を全く覆すものです。従って、通常の治療では考えられない程の精度で治療を行うことができます。従来の治療では治療を断念して抜歯になる場合や現状維持で治療を終えざるを得ない場合、難症例の場合も理想の状態になる可能性があり、結果、歯を残すことができるのです。